チュウレンジハバチ
4月下旬に一重のバラ、ディンティ・ベス(右上)が1輪、翌日続いて数輪開花しましたが、ウイルスにやられてつぼみも変形、開花した花弁も異形になってしまいました。同じく一重のカクテル(左上)が5月1日、1輪開花しました。
ツルバラのつぼみの塊(左下)」も開花が間近というところまで進んでいます。害虫や病害に強く、割り込んできたクレマチス(右下)は満開です。
晴れて気温が上がるに日は、バラの大敵であるチュウレンジハバチが多数飛び交うようになりました。
→訂正:2013.4.18写真の貼り間違いに気がつきました。以下の画像はニホンカブラハバチです。
チュウレンジハバチの産卵に関してはこちらをご覧下さい。
室内用のハエ、カ殺虫スプレーを持ち出して、飛んでいるチュウレンジハバチめがけてシューッと一吹きすれば(昨今のハエやカは知らんぷりをして飛んでいくことがありますが)すぐにパタリと落ちてしまいます。
ただ屋外ですから、この方法で1匹づつ対処するには限界があります。
チュウレンジハバチの雌はノコギリのような産卵管でバラの新梢を切り裂いて卵を産み付けてしまいますので、こうなってから殺虫剤を散布してもなかなか効果が及びません。
孵化した幼虫のイモムシは、猛烈な勢いでバラの葉を食害して、気づくのが遅れると場合によっては枯れてしまうことがあります。
バラ園芸家にとっては大敵です。
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