オオヨシキリ、キジ
梅雨の晴れ間、ヨシが茂り始めた草原は、オオヨシキリの天下です。見通しがきくヨシの茎に掴まり、あの仰々しい大声で、ギョギョシ、ギョギョシと縄張り宣言。
ヨシ原はそこいら中で大声を上げるたくさんのオオヨシキリで、うるさいくらいです。
近くでケーン、ケーンというキジの鳴き声。声のする方角を見ると、一度刈り取りの終わったあと、再び生えてきた菜の花や雑草がまばらに生えた空き地にオスの姿がありました。
連れ合いの姿はありません。
しばらくすると、再びケーン、ケーンと鳴きます。すると思いがけず100m近く離れた反対側の草むらからメスが姿を現しました。
草の茂みの縁を辿りながら、オスのいる方へ回り込んでいくようです。
やがて双方とも茂みの中に姿を隠しました。
散歩コースでも時にケーン、という声を耳にしますので、この時期は草原にやってきているようです。
”キジも鳴かずば撃たれまいに”、という心配も無い環境でしょう。
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