ツマグロヒョウモンの産卵
温暖化とも関連づけられて、関東地方ではもう定番のチョウになったと言われるツマグロヒョウモンは、確かに当地でも珍しくありません。
ご近所の道路際沿いにも野生スミレが、繰り返される除草作業にもかかわらず、途絶えることなく生えてきて、そこにツマグロヒョウモンの赤と黒のけばけばしいいでたちの幼虫が出現し、おばさんが割り箸で摘んでは”駆除”している姿も見かけます。
春先から秋まで、毎年、自宅でもフィーバーするツマグロヒョウモンですが、今年は春先から害虫対策で狭い庭の植木にも何回か殺虫消毒剤の散布を行いました。
そのせいかどうか分かりませんが、今のところ静かな庭先でしたが、先日、玄関先においたプランターのビオラに、ツマグロヒョウモンが訪れて、産卵しているところに偶然出合いました。花期は終わりで、徒長して見苦しくなったので処分しなくては、と思っていたところでしたが。
産卵場所の判断を誤った親の責任で、運命が定まっている、気の毒な卵の記念写真です。(撮影2009.06.01)
ごま粒の半分ほどの小さな卵ですが、拡大してみるときれいな形状です。
不思議です。
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