ベニシジミ、ヤマトシジミ、イネクビボソハムシ、コガタルリハムシ、ヒメバチの仲間
関東地方はここのところぐずついた天気が続き梅雨入りも間近の様相です。近年、温暖化のせいで、梅雨と言っても昔のようなシトシト降る雨ではなく、降れば局所的豪雨(ゲリラ豪雨の悪名)、降らなければ雨不足とままならない気象になってきました。困りますね。
さて、散歩コースの草はらもすっかり雑草に覆われて通行も困難な状況に変わってしまいました。まだ通行可能だった5月中旬に草原の観察に出かけて撮影した写真を、遅まきながら少し掲載します。
ありふれた昆虫類も活動の最盛期に入ってきました。そのいくつかを記録しました。
ベニシジミ(上)とヤマトシジミ(下):
あたりにたくさん飛んでいました。
イネクビボソハムシ(ハムシ科):
ギシギシにいました。体長3.9~4.5mm。胸部と肢の上部が赤褐色、頭部や腹部は青藍色で、全体に細長い甲虫です。
コガタルリハムシとヒメバチの仲間:
ギシギシにやってきて穴だらけにしているハムシと傍にいた不明のヒメバチの仲間です。
コガタルリハムシは体長5~6mm。体は青く瑠璃色で光沢があります。春に出現してギシギシ類を食害しています。幼虫も同じ時期に見られます。
コガタルリハムシの幼虫:
ギシギシの葉に群がって葉を食い荒らしていました。
コガタルリハムシ成虫:
グロテスクな幼虫とは違って、あいにくの曇り空で、写真映りが今ひとつでしたが、明るい日光を受けると瑠璃色に光るきれいな甲虫です。
(続く)
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