ベニイトトンボを捕食するオオセスジイトトンボ
7月初旬、同じフィールドでオオセスジイトトンボを撮影していたところ、目の前を、橙色の何か細長いものをくわえた個体が横切っていきました。
近くの草にとまったのを見届けてそっと近づいてみると、なんとベニイトトンボを捕食しているオオセスジイトトンボでした。
少し遠くから望遠撮影。(後で写真を拡大してみて確認できたことですが)
既に頭部は無くなっていて、脚が2本残っている状態の餌食。
その後、脚が1本はずれて落ちたところでした。食べられながらも、まだ体は生きていて、ときどき尾を丸めたりしていました。
餌食をくわえたまま、傍の草に移動しました。この写真で、残りの脚1本がはずれて葉の上に落ちた様子が分かりました。
脚が全部取れ落ちて、発達した筋肉がついた美味しそうな胸部を囓っているオオセスジイトトンボ。
食べられているトンボの尾はまだ動いていました。
絶滅危惧種どうしの生存競争です。
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