ヨモギエダシャク幼虫とクロオビハナバエ
6月下旬、手入れをしないネコの額の庭は、ネコも通れなくなるほど草木が伸び放題になりました。
前夜からの雨が霧雨に変わった午前中、ウメの小木の徒長枝を切っていたところ、何かグニュッとした感触があり、手元を見ると、切りとった枝に細長いイモムシがくっついていました。(゚ー゚;
大きさ40mmほどの淡黄緑色をしたシャクトリムシの仲間、ヨモギエダシャクです。
シャク取り歩きをするのですぐ分かりました。
庭園樹や果樹など色々な樹木や花卉の葉を食害します。
幼虫の体色にはうす茶色からこの個体のようなうす緑色など変化が多いそうです。
脚と義足の間が離れていて、草や木の枝にいるとカモフラージュで見つけにくいようです。
そのまま放置して後で片付けようとしたら、少しぐったりした様子の幼虫に大きさ5mmほどの小さなハエがとまっていました。
クロオビハナバエです。ハナバエという名前がついていますが、花に来るわけではなく、ゴミためなど汚いところに集まるハエだそうです。
動きの鈍い、まだ生きているイモムシを舐めているようでしたが・・・
小さな自然の片隅での出来事です。
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