カラスウリの開花
今日から8月。酷暑が訪れるのでしょうか。
さて、荒れ地や植え込みの中にカラスウリがツルを延ばして茂っています。葉は濃い緑色で鑑賞価値があります。ただ繁殖力が旺盛で、害虫のクロウリハムシが寄ってくるし、結局は困りものの雑草ですが。
しかし一つ取り柄があります。蒸し暑い夏の夕べにとても繊細なきれいな花を開きます。
花は、「(真)夏の夜の夢」に出てくる妖精の化身のよう、と言えばほめすぎですが、たしかに実物はへたくそな写真よりずっと美しいレースをまとった純白の花です。
日没と共に開きはじめ、ごく短時間でレース状の花びらを満開にします。翌日明るくなったときにはすっかり縮んでしまう一日花です。
カラスウリの開花
(撮影日は2009.07.26、なお当日の日の入り時刻(東京)は午後6時51分)
午後7時12分:
へたくそなフラッシュ撮影のため、繊細なレース部分が飛んでしまい、実際の美しさは大分損なわれています。(写真はクリックで拡大します)
ほんの一時の涼味演出でした。
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