ヒガンバナ、ツクツクボウシ、モンクロシャチホコ
さすがに朝晩は涼しくなり、過ごし易くなってきた先週末、数日留守にしていた間に突然咲いた、という感じでヒガンバナが開花していました。
秋になった、と告げているようです。
ヒガンバナ:
ツクツクボウシ:
散歩コースで立ち寄った日中の公園でもセミの声はずっと静かになりました。
桜並木で、たまたま目の前の枝に、ツクツクボウシが飛んできて鳴き始めました。
気のせいかも知れませんが何となく勢いがありません。
ふと枝の裏側を見上げると、すぐ手の届くところにもう一匹、ツクツクボウシがとまっていました。
夏の最盛期なら、気配を感じてすぐに逃げたはずですが・・・
手を伸ばして簡単につまむことができました。♀でした。
指を開くと飛んでいきました。
桜並木を少し歩いていくと、今度は桜の葉にのぼって、羽化に失敗したツクツクボウシの遺骸が風に揺れていました。
何らかの理由で、左側の翅に異状が生じたようです。いつ頃の事故だったのかわかりませんが・・・
モンクロシャチホコ(幼虫):
少し先の椎木に、大きさ5cmほどの毛虫が数匹いました。
集団発生して、桜などを食害するモンクロシャチホコの幼虫です。
気配を察すると、頭と尻部を持ち上げて威嚇のポーズです。秋に土中に入り蛹化,越冬するそうです。
モンクロシャチホコ(成虫):
桜の下にはびこった雑草にとまっていました。(写真上)これで親子セットです。体長5cmほど。
真正面から見ると(写真下)、なんとも面妖な姿です。
これから秋も深まっていきます。
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