深まっていく秋 サギ、カルガモ、モズ
今頃は、黄金色に輝く稲穂の波も大方は刈り取られて、深まりゆく秋の風情が濃くなっていく当地です。
散歩コース近くの稲田でちょうどコンバインが稼働している傍に、いつものようにサギ達がまとわりついている光景がありました。稲田から飛びだしてくるおいしいバッタやカエルを待っているのです。
近くまで行って眺めていると、コンバインの横1mほどのところに”貼り付いて”、コンバインと一緒に歩いていく姿も見られ、思わず笑ってしまいました。
刈り取りが終わって乾いた田には火が点けられて、地平一面に煙りたなびく”焼き畑”風の光景が あちこちで見られます。
風向きによっては時に、煙の臭いだけでなく、稲藁燃えかすまで玄関先にやってくることがあります。
すべての田で行われるわけでもなく、田に残った藁はそのまま田に鋤き込んでしまうところも少なくないようです。
早くに”焼き畑”が行われた田には2番穂が生えて、田んぼによっては遠目に田植え後のような若緑に見えるところもあります。
ここにも暇そうに10数羽のサギがたむろしていました。
灌漑用排水の流入がなくなって、すっかり水量の減った用水路にはカルガモが集まり始め、近くの茂みから飛び立ったモズは電線にとまって高鳴きをし、こうしてだんだん秋が深まっていくようです。
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