アイガモ、ヒドリガモ、コガモ、バン(若鳥)
10月も中頃には山地の紅葉も盛りを過ぎて、頼みもしないお歳暮や年賀状予約注文のダイレクトメールが届き、否応なしに時間の流れが加速されてしまいます。そして本日で10月も終わりになりました。
10月半ば頃には散歩コースの調節池にも渡り鳥の姿が散見されるようになりました。留鳥も移動をはじめたようです。もうそんな時期になったかと知らされましたが・・・
ヒドリガモ:
留鳥のカルガモがたくさんいる傍に、冬鳥として渡来したヒドリガモの小さな群れが水面に浮かんでいました。人影を見るとすぐに80mほども遠くにいってしまいます。
写真では遠くてはっきりしませんが、ピュウーという鳴き声でヒドリガモと分かります。
アイガモ:
全く気がつきませんでいたが、すぐ横の、泥水で汚れた草むらで池の住人のアイガモが眠りこけていました。
薄目を開けてチラと視線を向けるだけで動ずる様子がありません。
野生をなくすと暢気なものです。
コガモ:
用水路には9月の終わり頃から集まりはじめたカルガモの群れに混じって、少数ながらコガモの姿が見られるようになりました。
相変わらず臆病で、カルガモは悠然としているのに、コガモはすぐに飛んで逃げます。
バン(若鳥):
当地では通年の姿を見ることはありませんので、冬鳥として移動してくるようです。
毎年この時期になると、まだ額板(嘴の上)が黄色のままの若鳥がやってきます。成鳥は赤色です。
ニワトリのような脚で指が長く、水かきがないので、地上を歩くのは得意ですが、水に入ると前につんのめるようなかっこうで、大きく首を前後にフリフリ泳ぐ姿はユーモラスです。
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