秋になってから出合った昆虫や蛇:(ヒメギス、マメハンミョウ、コバネイナゴ、赤トンボ、蛇)
気持ち悪いのも含まれていてずっと掲載を先送りにしていました。ボツにしようかと思案しつつ、載せてしまいました。
ヒメギス:
どこから迷い込んできたのか、庭にヒメギスがいました。(撮影9/10)
大きさは約30mm、出現時期は6~9月。全身が黒褐色で、背中は緑色または褐色のキリギリスの仲間。
胸部の後方に、白いふちどりがあります。翅は普通は短いものと、長いものがいるそうですが、居たのは短いもの。
キリギリスの姿は近郊ではまったく見られなくなりましたが、普通のキリギリスよりひとまわり小さく、湿った草地等で見られ、植物の葉やほかの昆虫などを食べています。
マメハンミョウ:
ブログ再登場です。農道端の雑草(アメリカタカサブロウの葉)にいました。(撮影9/21)
あのきれいなハンミョウと違い、別種のツチハンミョウ科に属する昆虫です。
産卵はバッタ類が地中に産卵した卵塊のそばに行われ、孵化した幼虫はバッタの卵塊を食べて成長するということ。
マメハンミョウの体内にはカンタリジンという猛毒の物質があるといわれ、鳥は食べないそうです。
農薬の影響や草地の減少等でイナゴが少なくなり、マメハンミョウも各地であまり見られなくなったということですが、最近になって少しずつ増えてきたのではないかとも言われています。以前には、草原に生えた雑草のイヌホオズキに集まって葉を食い荒らしている姿を見かけました。
コバネイナゴ:
稲を食害するあのイナゴです。佃煮になっているのもこれです。昔ほどたくさん居ないのは事実です。(撮影10/1)
赤トンボ:
夕刻になって、秋を告げに庭にやって来たようでした。その後は姿を見せません。(撮影9/22)
おしまいに、脚が無く異様に長過ぎて、気持ち悪いもの。
夕刻、自転車で図書館に行く途中、近道の舗装農道を通りかかったところ、なんと道の真ん中に長々と伸びている蛇が居ました。近寄るとゆっくり道を空けました。
反対方向から通りかかったおじさんも、”長いねえ、暖かいから田んぼから出てきたのかネエ”、といっていましたが・・・。
写真は携帯で撮影したもの。シマヘビ?でしょうか。(写真上撮影9/25)
既にブログ登場済みのマムシ(参考写真下)に較べて、そのスマートさがひときわ目立ちました。
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