マルバアメリカアサガオ、マメアサガオ、メドハギ、オオニシキソウ
秋のフィールドで普通に見かける雑草・野草などです。
マルバアメリカアサガオ:
熱帯アメリカ原産、1年生の帰化アサガオ類の一つです。毎年、施設境界や道路脇の金網フェンスなどに絡みついて最盛期には大繁殖、緑のカーテン風になります。絡みついたものを除草する作業が困難で迷惑雑草です。
葉が普通のアサガオのように3裂することなく丸いのでマルバ、です。茎や葉には下向きの毛が多く触るとざらざらします。
早朝、直径3~4cmのやや小型で青紫色の花を開きます。花期は7~10月。
マメアサガオ:
北アメリカ原産の1年生帰化雑草。白い小さなろうと形の花をつけます。
道端の他の雑草に絡みついたり金網フェンスに絡んで立ち上がっています。
葉は広卵形で葉の縁がしばしば紫色になります。白い花の花冠はわずかに5裂し、先端がとがります。花径は15~20mm。花期は7~10月。
メドハギ:
道端や原っぱで、日当たりのよい乾燥地に生える多年草です。茎は枝分かれしながら1m近くに達し、葉をびっしりつけた茎の下部は木質化して木のように見えます。
葉腋に薄い紫色の混じった白い小さな蝶形花を一つずつつけます。花期は7~10月。
オオニシキソウ:
道端、荒れ地、畑地などに普通に見られる1年草です。茎は多数分岐してアーチ形になり30cmほどになっています。
茎の先に杯状花序をつけ、花序の付属体が発達してまるで白い花弁が4枚あるようになります。
緑色の球形のものはやがて果実になる部分です。花期は6月~10月。(撮影9/10)
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