上海,その周辺
昔は近くて遠い国、今は、国内旅行より安・近・短で容易に行ける隣国・中国。先の北京オリンピックで自信を深めた後、続いて、2010年5月1日から始まる上海万博。
躍進する中国、その先の世界にはどんな未来が待ち受けているのでしょうか。
先日、急速な開発スピードで突き進む上海周辺を、チラッと眺めてきた小旅行の断片日記です。
考えないし、走らない;走る前に考える;走りながら考える;走った後で考える、物事を処する態度は色々です。
しかしすべてが万博開幕に向かう目の前の事実は、そんなことにはお構いなしに猛烈な勢いで進展していくのです。
何も考えないで安直ツアー。
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①上海万博ホームページ(http://www.expo.cn/#c=home);急ピッチで進む、万博会場周辺の高速道路、地下鉄・新線等アクセス・インフラ整備工事。完成後、上海地下鉄の総延長は、東京を抜いて345kmになるという;高層ビル群の空間にも、更に進む開発工事;昔ながらの、窓から突き出した物干し竿の光景も、もうすぐ無くなるでしょう;方々で急ピッチで進むスクラップ&ビルドの再開発工事現場;幹線街路に面した建築物は、すべて公費で外装化粧直し工事。
②上海から無錫に向かう高速道路に入ったバスは、途中で濃霧による道路閉鎖で1時間40分もの立ち往生。
さらに渋滞も。"鷹揚に"待ちました;無錫では三国志ドラマ撮影所・三国城と、広大な太湖遊覧;さらに蘇州で、東洋のベニスと称される蘇州運河のナイトクルーズ。昼間は古い、汚いと言われる蘇州ですが、宵闇は七難を隠す効果がありました。
③翌日は蘇州・留園、太湖石のお庭を観賞;そして日本人大好きの寒山寺と鐘突き堂(除夜の鐘を突きにわざわざ来る日本人も多いそう);蘇州から朱家角へ。放生橋等観光。
④夜は、黄浦港ナイトクルーズ。きらめく光のページェント。
浦東の高層ビル群の中でも一際目立つ、
⑤最後に新旧綯い交ぜの上海市内観光に。
旧跡の豫園、豫園商場、豫園内から否応なしに超高層ビルや、工事の大型クレーンが顔をのぞかせる;上海環球金融中心(通称上海ヒルズ:日本の森ビルが開発)101階/492mは世界3位とか。その100階にある、高さ474mの展望台は世界一という。;その展望台から見える超高層ビル群;物見遊山の締めくくりは夜の上海雑技鑑賞。ハイライトはオートバイ5台による曲芸、スリル満点。
国家、社会、政治、経済体制すべてにおいて大きく異なる隣国の現実を目の前に、あらためて自分の国を見つめ直さなくては、と感じたものです。
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