雑草の種:セイタカアワダチソウ、アオゲイトウ
●セイタカアワダチソウ:
セイタカアワダチソウは、秋も中頃 他の植物を枯らす化学物質を出して、在来のススキなどを駆逐してしまう悪名高い大型の雑草です。
しかし、やがてまわりに他の植物が無くなると、自分も、自分が出した成分でやられて枯れてしまうと言う、どこか間抜けな植物です。
晩秋、草刈り機の刃から免れて生え残った数本の個体が花穂に、密集した綿毛の種をつけていました。
種の大きさはごま粒を縦に半分にした程度の大きさです。木枯らしが吹けば飛んでいくのでしょう
●アオゲイトウ:
アオゲイトウは、熱帯アメリカ原産の一年草で、道ばたや畑地などに普通に見られる雑草です。
茎は直立して1mほどになります。また植物体がよく似ていて見分けが難しいですが、草丈が1m~3mにもなる大型のホソアオゲイトウも同じ生育環境に混在しているようです。
秋口に緑色の太く短い花穂を多数つけ、晩秋になると茶色くなって種ができます。
たくさんの、つやのある黒くて丸い種がこぼれ出ます。大きさは約1mm以下の小粒です。
繁殖力は旺盛で、刈り取られてもしつこく再生して、駆除がやっかいな雑草です。
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