冬の始まり(ケヤキ、ヘクソカズラ、スズメウリ)
12月、今年も最後の月になりました。早いものです。晩秋、街中に下りてきた紅葉も、名残を惜しみながら冬へのバトンタッチを進めています。
久しぶりに訪れた公園のケヤキ並木も、落ち葉が散り敷き、名残の紅葉と冬枯れが混合していました。
散歩コース沿いの金網フェンスには、やはり草刈り機の刃を逃れたヘクソカズラのツルが絡みついて、黄土色で光沢のある丸い実を鈴なりに付けていました。
実には毒性分が含まれていて、鳥も食べないようです。
調節池の金網フェンスを覆い尽くしていたツル性の雑草類は、秋期に行われた手作業による除去で、すっかりきれいになっていました。
それでも除草の手をくぐり抜けたスズメウリが、まわりに何もなくなった空間に1箇所、立ち枯れしたツルに、熟して灰白色になった実を付けてぶらさがっていました。
しんとした冷気と静謐が漂う自然の演出です。
こうして自然の営みのカレンダーは静かにめくられていきます。
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