ナズナの種
ナズナは畑地や野原などあらゆるところに普通に生えている2年草です。ハート形の果実の柄を引っ張って、花穂を振るとシャラシャラと音がします。ペンペングサと呼ばれるゆえんですが、もっとも昨今はこんな遊びをする子供さんも見かけなくなりました。
秋に芽生え、越冬のためにきれいな形のロゼットを形成しているナズナは、昔から春の七草の一つとして七草がゆに入れたり、天ぷらやおひたしにしたり、みそ汁の具にするなど、アクがなく、くせもないので、美味しく身近な”野草”です。
ナズナ・ロゼットの小さな個体はそのまま越冬しますが、大きく育ったものは12月から2月の厳寒期でもしばしば花をつけていることがあります。温暖化の影響もあるのでしょうか。
12月中旬に花をつけていた個体の”バチ”の皮を剥いでみると、
まだ緑色で未熟のようでしたが、米粒のような形をした、大きさ長径0.8mmほどの 種が入っていました。表面には粒々があります。
この種でも発芽するのでしょうか。
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