チョウジソウの種
チョウジソウは河川敷や湿地に生える多年草ですが、自生環境の変化等で見られる機会がだんだん減少して、現在は環境省のレッドデータブックで、絶滅危惧種Ⅱ類(UV)に指定されています。
以前にたまたま知人から種をもらって植えたものが、"どんどん増えますよ"と言うほどには増えはしませんが、毎年絶えることなく初夏にきれいな薄紫色の花を咲かせてくれます。(→後で分かりましたが、園芸種でした。丈夫でよく増えます。)
放任している株はやがてドライフラワー風に枯れてしまい、円柱形の果実が出来ています。
そして果実の鞘が割れると種を飛ばしています。
そのわりには、まわりに勢力を広げていくと言う様子がありません。
12月下旬、まだ残っていた鞘と、中に行儀良く並んで入っている種を観察しました。
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