冬芽と葉痕・維管束痕(不明の雑木1:ヤマグワ?)
用水路沿いの堤防に数種類の雑木がポツンポツンと自生して高さ数メートルの株になり、除草の邪魔になっていますが、これまで伐採されないで残っています。
おかげで冬芽の観察教材になるのですが。
12月下旬、その雑木の一つ。
ほとんど丸裸で、枯れた広葉がわずかにのこっているだけで、ヤマグワ(?)のようですが、正確な樹名は分かりません。
のぞいてみた冬芽と葉痕・維管束痕の形です。
一応整った形ですが、いまひとつイメージが湧きませんでした。
枝に絡みついていた枯れ葉に小さい白い繭がくっついているのが目に入りました。
余計なことはしないで、と思いながらも暇つぶしに繭を開けてみました(極めて丈夫で、指でほぐすのが容易ではありませんでしたが)。
中にあったのは蛹になるのに失敗して、イモムシの姿のまま死んで乾涸らびた15mmほどの幼虫の残骸でした。
命を確実に継代していくことはそれほど容易ではないという自然の一端でしょうか。
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