ビワの花
今年の富山は降雪量の多かったお正月でした。
車道から見える田んぼのあぜ道に、自生したと思われる枇杷の樹があり、白い花が咲いていました。
足元に深い雪だまりがあり、近づくことが出来ませんので、はっきりした花の姿が撮影できません。
『枇杷の花』は冬の季語。
昔から花の少ないこの時期に、あまり目立たない白い花をひっそりと咲かせます。
枇杷の実を知らない人は少ないでしょうが、花の方は意外と知られていないようです。
関東では11月頃から白い花の開花が見られますが、12月下旬、しばらく留守にする前にご近所で見かけた枇杷の花は、既に白い花弁はほとんど散ってしまい、くるまっていたフリースのような防寒着だけが残っていました。
これも暖冬のせいでしょうか 。
ビワは実生で簡単に発芽します。
庭の隅に生えた実生の樹は10年以上経ちますが、邪魔になるので時期にかまわず丸刈りにして花芽も落としてしまうため、今だに一度も花が咲いたことがありません。
ビワの選定時期は9月。
花芽がつくのは、昨年に延びた枝先に今年出た新しい枝なので、丸刈りにしてしまうと、2年は花がつかなくなります。
花も実もある枇杷にしてやりたいものですが・・・
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