冬晴れの続く日々:⑤水系の鳥、コガモ、カルガモ、チュウサギ、ヒドリガモ、キンクロハジロ
晴れた日が続く水路や調節池に、見慣れた水鳥がいます。ただ種類も数も少ないものです。
名のある渡り鳥の飛来地とは違って”食・居留環境”としての魅力的な自然が保存されていないからでしょう。
コガモ(♂):
たいていはカルガモの群れの近くにいて、人の気配を察すると、いつも真っ先に飛んで逃げる神経質なカモですが、この時期、普段はあまり近づかない町裏を流れる排水路にやってきて、決してきれいではない河床をあさっています。
それで期せずして近くで見ることができました。
その時は気づきませんでしたが、写真を拡大してみると、なにやら先が輪っかになった紐のようなものを飲み込んでいて、先っぽがまだ長く残っていて嘴から垂れさがっているようです。
困ったことにならなければいいが、と思ったのですが・・・・
カルガモ:
季節により数はかなり変動しますが、用・排水路、田植えの終わった水田、草原などでほぼ一年中、その姿を見かけます。
近くの群れから離れた1羽だけ、のんびり水に浮いて日向ぼっこの様子でした。
チュウサギ:
この時期はあまり多くはやってこないようです。
時々、用水路におりて餌を探している姿を見かけることはあります。
ヒドリガモ:
調節池では一番よく見かけるカモです。いつも群れでいます。
人影を察知すると、一群は安心できる距離を保つまで、どんどん遠ざかっていきます。
ただ中には、どうせまた帰ってくるから、と模様眺めでとどまっている横着者もいますが・・・
キンクロハジロ:
移動していくヒドリガモの列に混じって、1羽、白黒の”パンダ”スタイルのカモがいるのに気がつきました。
真っ黒い顔に黄色の目が目立ちます。キンクロハジロの♂でした。
連れ合いはどうしたのでしょうか。
トリの”世間”にも色々あるのでしょう。
| 固定リンク
「鳥」カテゴリの記事
- 3月スタート(2021.03.01)
- 2月は逃げる/カワヅザクラ開花はじまる(2021.02.28)
- ツバキ開花 (2021.02.26)
- ”月は東に 日は西に”、もどき(2021.02.25)
- セグロセキレイ、イソシギ、その他(2021.02.23)
「自然」カテゴリの記事
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- 3月スタート(2021.03.01)
- 2月は逃げる/カワヅザクラ開花はじまる(2021.02.28)
- 満月(2021.02.27)
- ”月は東に 日は西に”、もどき(2021.02.25)
コメント