冬晴れの続く日々:③雑草ロゼット、ミゾコウジュ、オオアレチノギク、オニノゲシ、タンポポ
変わりばえしない観察ですが、堤防沿いや隣接する田畑のあぜ道には、除草剤や放射バーナーの火炎を逃れた雑草類の冬越しロゼットが少しずつ大きくなっています。
ミゾコウジュ:
田の縁や河川敷など,湿り気のある日当たりのよい所に生える越年草で、かつては田の畦などに普通に見られたものですが、生育適地の減少などでかなり少なくなり、現在は準絶滅危惧種(NT)になっています。
しかしこの時期、けっこうあちこちに、縮緬皺の葉をもつ特徴のあるロゼットを形成しているのを見かけます。
初夏に花茎を立ち上げて花をつける頃、除草剤や草刈り作業で姿を消すのでやはり見かける機会は少なくなります。
オオアレチノギク:
これまでに何度か登場しています。繁殖力の旺盛な迷惑雑草仲間です。
オニノゲシ:
とにかく丈夫ですね。いち早く大きく広げた葉が、先の冬将軍の寒気にやられて枯れた後にも、新しい葉をどんどん成長させて大きくなっています。
手で触ったら枯れた葉の棘が刺さって痛たかったので、間違いなくオニノゲシです。
タンポポ:
タンポポは、もはや1年中見られますので、今年はじめた見たタンポポの開花日は?と聞かれても困ってしまいます。
大きく広げたロゼット葉の真ん中に、明らかに二つの花が、一つの短い茎に咲いていました。
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