白川郷(世界文化遺産)
曜日の並びのせいで短かった故郷の正月を終えてUターンのピークは3日になり、毎度のこと以上に各地の自動車道は酷い渋滞が発生して、大変な思いをされた方々も多かったようですね。
仕事始めの昨日4日は北陸路もほぼ一週間ぶりに1日だけ晴天に恵まれましたので、世界文化遺産に登録(1995/12/09)された白川郷・五箇山の合掌造り集落のうち、まだ訪ねたことのない白川郷(萩町集落)に行ってみました。
有数の豪雪地帯としての面影を多分にとどめながらも整備が進み、集落の本通りはもちろん、集落内の路は除雪が進み、真冬の観光も全く支障はありません。
「野外博物館、合掌造り民家園」内で。氷柱が垂れ下がる合掌造りの家風景
園内で見かけた樹木のユニークな造形の果実。
たくさんの実が成っていましたが、丸い果実が2つぶら下がった形のものは目の前にあった一つだけ。
別の果実の塊を指でつまむと、すぐに崩れて大きさ4mmほどで碁石のような形をした濃い焦げ茶色の種がこぼれ落ちました。
ガーゼハンカチに載せて記念撮影。
1個の実の中に種が3個入っていたようです。
本通りを通り過ぎてしまうと、そこにはもう観光客の姿は全くなく、”豪雪地帯”であることを彷彿とさせる一面の銀世界が広がっていました。
近くを走る東海北陸自動車道も、飛騨トンネルが出来て2008年に全線開通したことによりアクセスが容易になり、急激な観光客の増加と共に地域に居住する人々の日常生活と観光地化の狭間で様々な軋轢も発生しているようです。
世界遺産登録基準の主旨を正しく認識、尊重し、その結果観光客も増え地域も潤い発展する、そのことをしっかり認識して観光マナーを守りたいものです。
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