冬芽と葉痕・維管束痕(ユズリハ)
2月になりました。3日が節分で、4は立春です。
なお冬を引きずっている日もあれば、もう桜が咲く頃の陽気になることも。
そして春の跫音が日増しに大きくなると共に、来なくても良いスギ花粉の足跡も急速に増えることでしょう。
図書館に行ったついでに外まわりを一巡してみると、植栽も少しずつ春の気配を漂わせるようになっていて、ネコヤナギの白銀色の花穂も大分膨らんでいました。
通りすがりにユズリハ(常緑樹)の枝を覗いてみると、肉眼でもよく分かる葉痕・維管束痕がありましたので撮影してきました。
●ユズリハ:
常緑樹。暖地の山中に生える。また庭や公園に植栽される。
若葉に座を譲るように古い葉が落ちるのでユズリハ。若枝や葉柄は赤みを帯びる。
頂芽は大きく卵形で、赤みを帯び、葉柄が変化した芽鱗に包まれています。
頂芽の傍に”黒い顔”の葉痕・維管束痕がありました。なお、葉腋にある小さな球形のものは花芽。
それぞれの部位ごとに特徴のある葉痕と維管束痕3個からなる”顔”の表情がありました。
いずれも、”春待ち顔”なのでしょうか。
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