タネツケバナ
大きな日間気温変動を伴い、しかも”三寒四温”ではなく、”日替わり寒温”で春が進行していきます。そんな時節、庭先に放置したままの枯れ鉢に丈夫な雑草類が生えています。
晴れて気温の上がった日中、冬の間にすっかりタネツケバナに占領されていた一鉢で、まばらながら、白い小さな花がいっせいに開いて目立ちました。
帰化種で都市部にも広がっているミチタネツケバナと草姿がよく似ていますが、タネツケバナでは、長細い円筒形の果実(長角果)は茎から広がった形に付き、雄しべが6本、
などの特徴に対して、ミチタネツケバナは雄しべ4本(が多い)、長角果(果実)は茎とほとんど並行にできる、小葉に切れ込みはない、葉の基部にまばらな毛がある、などの相違がある、と手元の植物図鑑に記述がありましたが、正直なところ良く分かりません。
以前に何回かミチタネツケバナとして記事を掲載していますが、それらと同じようにも見えます。まあ素人の判断ですので、正しいかどうか。
稲の苗を作るため、籾を水に漬けるころに咲くというのが名前の由来ということですが、今ではタネツケバナも冬の間にも見られるようになりました。
タネツケバナの若い葉は茹でて食べると美味しいそうですが、食べてみたことはありません。
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