甲府盆地の春模様:南アルプス、イカリソウ、メジロ、ウグイス、桃の花
4月も中旬はじめを過ぎると、甲府盆地の桜はだいぶ散りしいて、かわって盆地を一面ピンクに染めているのは桃の花。例年春の観光ポスターにもなる桃の絨毯は、それは見事なものでした。
4月のはじめから、甲府盆地のいたる所で桃の花祭りや関連のイベントが催行され、お天気さえ良ければ、大変な賑わいを見せていました。まさに春たけなわでした。
晴れの朝早めに、市内の愛宕山に登ってみると青い空に、雪をいただく3000m級の南アルプスの稜線が美しく、見飽きることがありませんでした。一つ難を言えば、ルート沿いの樹木が生長して視界を妨げるようになってしまっていること。地元の人はそんなことには関心はないのでしょうか。
南アルプス、白根三山・鳳凰山・そして甲斐駒ヶ岳:
愛宕山車道の樹間から垣間見る風景です。(写真はクリックで拡大します)
イカリソウ:
山地林縁の斜面に、イカリソウの群落がありました。朝日の逆光に浮かび上がる花姿はまた格別の趣があります。
少しの風にも花びらをまき散らしている桜の混じる樹林には、たくさんの小鳥が飛び交っていました。またあちこちで、まだへたくそな鳴き声も残るウグイスが盛んに飛びかい、すっかり春になったことを告げていました。
ウグイス:
日陰の藪にいることが多いといわれるウグイスですが、待っていると飛びかいながら結構日当たりにも出てくる時があります。
ただ声はすれども姿は見えず、確認するのは、慣れるまではなかなか難しかったものです。はじめて写真に撮れました。もちろんちゃんとは撮れません。でも記念に掲載しました。
桃と菜の花:
甲府盆地はどこに行っても一面の桃の花。菜の花とのコントラストもきれいで、真っ白な冠雪の富士も見えて、見栄えのする春模様でした。
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