進む季節(朝露、テントウムシ、田植え、コイ)
今年の春は気まぐれで落ち着きがありません。気温も連日ジェットコースターのように乱高下しています。
夜来の冷たい雨が上がった朝、何日ぶりかの春の日射しです。たんぼ道では、ナナホシテントウがシロツメクサの日溜まりにいて、
先日、代掻きが行われていた近くの田んぼでは、早くも田植えが始まっていました。午前の小休憩をしていた農家の方に伺ったところ、「極早稲(ごくわせ)の、”あきたこまち”だよ、お盆休み頃には収穫出来る」、ということでした。(画像はクリックすると拡大します)
毎年、田植え準備作業が始まる頃になると用水路の水量がふえます。それに伴い多数の大きなコイがやって来ます。押し寄せてくる、という感じです。
そして、農業用水主水路はもちろん、張り巡らされた小さな水路、また接続している、町裏を流れる排水路まで、産卵のために遡上する光景が随所で見られるようになります。
町裏を流れるあまりきれいではない浅い排水路に身をくねらせ、バシャバシャと水をはねとばして遡上する大きな鯉の群れに、道行く人も足を止めて見入るようになると気分はもうすっかり初夏です。季節は進みます。
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