オオジュリン(留鳥/漂鳥)
冬から春の間、冬枯れしたヨシの残る堤防や遊水池の草原に行けば、枯れたヨシの中をさかんに移動しながら、ヨシ等の茎に縦に止まっては茎の皮を器用に剥がして、中にいる昆虫類を探して捕食しているオオジュリンがいます。
たいてい群れになっていますので、一羽見つければ近くにたくさんいます。
体長16cmほどの鳥で、枯れたヨシの茂みにいるときは保護色にもなって見つけにくく、飛び立って気がつくことが多いです。
1月のオオジュリン:
食性は雑食で、種子、昆虫類等を食べます。また地上を跳ね歩きながら餌を採食することもあるようです。
冬季は本州以南にやって来ますが、夏期になると東北地方北部や北海道に移動して繁殖するため、関東地方では夏期には見かける機会は少なくなるようです。
地鳴きは“チューリーン”という、ことですが、近寄っていくと、怪しいヤツが来たぞ、“チューイ・チューイ”、と聞こえるように鳴きながら飛び去っていきます。
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