ニホンアカガエル
掲載が遅くなりましたが、4月上旬、北本自然観察公園(埼玉県北本市)に立ち寄った際に、ニホンアカガエルのオタマジャクシが、親ガエルの写真とともに観察用に展示されていたのを見てきました。
まだ実際にニホンアカガエルを見たことはありませんが、このカエルは平地から丘陵地にかけて明るい森林、池沼、水田周辺の草むら、湿地等に住んでいて、繁殖は、本州に住む蛙の中では一番早く、1月から3月に行われるそうです。
そのため、天候の具合によって結氷などがあると卵が死滅することもあるそうです。産卵場所は、水の残った水田がもっとも普通で、その他湿地の水たまり等の止水が選ばれるとのことです。当地では冬期は全て乾田化されていますから、近くでは繁殖のしようがないのですね。
観察園内の湿地に生息地があり、そのガイドマップに従って行ってみました。確かに展示されていたのと同じたくさんのオタマジャクシが見られましたが、親がエルは見つかりませんでした。
またいつか親ガエルを見られる機会があればと思います。
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