ワカバグモ
5月初旬、庭先に緑色の透明感のある小さなクモが、花を開いたチョウジソウの葉にとまっているのを見つけました。
忍者のように前4本の長い歩脚をそろえて伸ばし、葉っぱに貼り付くようにして、よく見ないとわからないくらい、うまく風景にとけ込んでいました。
ワカバグモです。
大きさ8~12mm、春から初夏に活動する徘徊性のクモですが、ハエトリグモの仲間ほどには歩き回らないようです。
じっと見ていると、花の近くの葉に貼り付いて獲物を待っている様子。
そして、ピョンと跳ねて一瞬姿が消えたと思ったら、すぐに小さな獲物を捉えて葉っぱの上に戻ってきました。
なかなかお見事です。
カメラを近づけると雰囲気を察知して威嚇するように大きな歩脚を広げます。なかなかユニークなクモです。
小さな庭の自然の一こまでした。
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