アカエリヒレアシシギ(旅鳥)
5月下旬、散歩コースで、稲苗が伸び始めた水田に見慣れない鳥が1羽だけ、稲苗の間を忙しく移動しながら、葉の間に頭を突っ込んでは盛んに何かをついばんでいるのを目撃しました。
散歩の行き帰り、ずっと同じ田んぼにいましたから、1時間以上いたようです。
これまで見かけたことがない鳥で、ハトより少し小さめで、細くて長いくちばしなどの体型からシギの仲間と思い、ネットのシギ図鑑を調べてみたところ、アカエリヒレアシシギと分かりました。眼の上の白い眉毛のような羽毛が特徴的でした。旅の途中でお立ち寄りのようですが、当地に飛来することはまれなようです。
アカエリヒレアシシギ
分布:
北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸や南アメリカ大陸等で越冬する。日本には渡りの途中に飛来する(旅鳥)。明石海峡では春・秋の渡りの時期に多いときには1万羽を越える群れが観察されることもある。
形態:
全長19cm。背面の羽毛には褐色の斑点が入る。咽頭部や腹部の羽毛は白い。嘴は細い。夏羽は腰に1対の白い斑紋がある。頸部の羽毛は赤く、和名や英名の由来と思われる。頸部の羽毛の赤味はメスの方が強い。冬羽は頭部が頭頂部を除いて白く、嘴から眼を通り側頭部にかけて筋模様(過眼線)が入る。過眼線は黒い。体格はメスの方が大きい。
採餌:
水面をくるくると泳ぎ、餌を食べる。餌は淡水性の昆虫、ハエ類の成虫や幼虫、トビケラ類の幼虫、クモ類、ミジンコ、ハマトビムシなどの甲殻類、オタマジャクシなどである。甲殻類の大量発生する場所に多い。 (Wikipedia、他参照しました)
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