初めてのビーチコーミング入門②
関東地方も先週土曜日に梅雨明けで、翌・日曜日は当地もいきなり猛暑日になろうかという極端な盛夏の始まりです。
さて前回の続きです。浜辺を見渡すと波打ち際から5~6mほど離れたところに色々なものが打ち上げられて帯状に連なっていました。そこでもっぱら、”下を向いて歩こう”ということで約1時間、のんびりとその帯に従って1000メートルほど往復してみました。その間に、ぶら下げていたカメラに順番に収まったものです。
これは何?または誰?、そしてどこから来たの?:
まだ濡れている砂の上に、このままの形がありました。しげしげと眺め、初対面のご挨拶をしましたが、お答えはありませんでした。
スニーカー:
まだ濡れているスニーカーが1つ転がっていて、フジツボがたくさん付着していました。また、ほどけて伸びた靴ひもにはエボシガイがくっついていました。こうなるまでにはどのくらいの時間が経過しているのでしょうか。
おもちゃ?(プラスチック製):
昔は竹で出来たガラガラのヘビのおもちゃが同じ形をしていましたが・・・
ペットボトル:
中国語で書かれたラベルの付いたスポーツドリンクのペットボトル。エボシガイが付着していました。製造年月または賞味期限に類する表示は見つかりませんでした。黒潮に乗ってはるばる旅をして来たのでしょうか。
濃縮果汁も入った砂糖たっぷりの飲料で、ビタミンB群とビタミンCも添加されていて、「激活、超越自我」、とあります。すごいですね。ここまでやって来るのも、たやすいことなのでしょう。
むろん、カメラには収まらない無数の”ご近所(国産)のゴミ”もたくさん目にとまりました。それにつけても自然分解しない溜まる一方のゴミ、問題が多いですね。
ビーチコーミング、初めてのことでしたが、またの機会が何となく楽しみになりそうです。
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