虹
先週初めの夕刻、所用で外出した際に、東の空に虹が見えました。ずいぶん久しぶりです。
当日も相変わらず暑く、晴れたと思えば雨が降ったりと、気まぐれ天気の1日でしたが、雨上がりには一層蒸し暑く、ヘヤードライヤーの温風のような風が吹いていました。
夕日に照らされた雲は単純な茜色ではなく、茜、橙、黄色、そして何となく青、紫と、虹のような彩雲になった一瞬があり、何枚かシャッターを押したのですが、肉眼で感じたようには写りませんでした。
昨日夕刻のニュースでは、梅雨明け以来、全国で熱中症が原因で無くなった人の数は実に300人近くに及んでいるそうで、暦の上では蒙霧升降(フカキキリマトウ)の時候になったのに、暑さはまだ収まる気配がありません。
この暑さにかまけて、運動のためのウオーキングもここしばらくは完全停止状態でしたが、やっと決心して夜間、公園まで歩いてみると、早稲品種の稲田ではすでに刈り取りが終わっていて、草むらからはエンマコオロギやミツカドコオロギ、ツヅレサセコオロギなどの声が聞こえ、そして樹上からはアオマツムシの鳴く声が降ってきます。
日中には稲田の上を飛びかうウスバキトンボ(精霊トンボ)の姿も見られます。季節は確かに巡ってはいるのですが・・・
ウスバキトンボ(再掲)
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