ウシガエル、トウキョウダルマガエル、チュウサギ
8月初旬の、ご近所のカエルです。
●ウシガエル:
足元の用水路の草むらで、大きな声で鳴いていました。
2mほど上の道路脇からそっと覗くと、草がじゃまになっているせいで、逃げないで鳴いています。
少ないシャッターチャンスですが、逆に草がじゃまになって、この写真しか撮れませんでした。
農道で車にはねられてのびていた“巨大な”個体をまじまじと見たことがありますが、生きたものの生態をカメラに収めたことがありません。
近郊では、水草が繁茂し、流れの緩やかな用水路にたくさん生息していますが、とても警戒心が強く、気配を察するとすぐに水中に飛び込んで逃げるため、これまでしょっちゅう「ブオー、ブオー」というウシに似た鳴き声を聞いて近づいた時に、いち早く水に飛び込むドボンという音を聞くだけで、なかなか姿を捉えたことがありません。
ウシガエルは、食用ガエルという別名があるとおり、食用として養殖された個体が逃げ出し、日本各地に定着してしまいました。
在来種に比較して大型、かつ貪欲で、環境の変化に強い本種は在来種を捕食してしまうことが懸念され、2006年外来生物法により特定外来生物に指定されましたので、現在は日本国内での流通はありません。
世界的にも各国で問題視されていて、世界の侵略的外来種ワースト100にも指定されているそうです。
●トウキョウダルマガエル:
猛暑対策のため水がいっぱいに張られた稲田の傍を歩くと、この時期とてもたくさんのカエルがいて、ただまだ小さいものが多いようでしたが、畦の縁から稲田の中に飛び込んで逃げていきます。
水が溜まった農道脇の側溝に、親ガエルがいました。
こちらも逃げ足が速くてなかなか”ばったり”出合うことは少ないのです。
のんびりしていると目ざといサギに食べられてしまうからです。
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