オオヘリカメムシ幼虫、キタテハ、キンモンガ、ルリタテハ、チャバネアオカメムシの若齢幼虫?
8月初旬、福島県・五色沼探勝路周辺でみかけた昆虫類です。山野などで普通に見られます。
オオヘリカメムシ幼虫:
草むらに2匹いました。脚の形が独特で太くていかにも頑丈そうな雰囲気。
1匹は中脚が欠損していました。褐色で、胸部側面が前方に張り出しています。アザミ、モミジイチゴ、キジムシロ、フキなどの汁を吸います。成虫の体長は23mmくらいあり、カメムシ仲間では大型です。
キタテハ:
乾いた木道に下りて来て、口吻をのばしていました。前翅の長さは2.5~3cmほどの中型のチョウです。花や樹液、腐った果実などに集まって汁を吸うのを見かけます。
キンモンガ:
日陰を選んでヒラヒラ飛んで行きます。止まったところも日陰で、フラッシュのせいで不自然な色調になりましたが、黒地に薄黄色の紋が目立つガです。大きさ (開張)32~39mm。昼間に活動し、翅を広げてとまっていることが多く、出現時期は6~8月。各地の山野に普通に分布しています。
ルリタテハ:
岩の上に止まっていました。どうしてもこのアングルでしか撮れない場所で、しばらく待っても翅を広げてくれないので、説明しなくては、何の写真か分からないものになりました。(゚ー゚; 翅を開くと、きれいな瑠璃色の紋様があるタテハチョウの仲間です。
チャバネアオカメムシの若齢幼虫?:
マルバフユイチゴの赤い実に、大きさ5mm足らずの緑と黒色の虫が付いているのを見て撮影しましたが、ピントが合わず、細部がわかりませんいません。
同定は出来なかったと言うべきで、果実の害虫として有名なチャバネアオカメムシの、若齢幼虫に似ていますが、間違いかもしれません。
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