夏の虫たち⑤ヒメクロオトシブミ、ベッコウハバチ、シオヤアブ、シマアシブトハナアブ、アブラゼミ
7月から8月のこれまでに撮り溜めた、身近のフィールドで普通に見られる昆虫類です。
●ヒメクロオトシブミ♀:(2010.7.20、信州白馬村、和田野の森にて撮影)
林の周辺部でよく見られる体長5mmくらいで、黒色のオトシブミです。他種とくらべると頭部が短かく、脚や腹部の色は地域により赤~黒まで変異がみられます。
写真の個体の首が短く♀のようです。脚は黒色で、腹部には赤~橙色が見えました。”ゆりかご”の作成作業中だったのでしょうか。
コナラ、クヌギ、バラ、フジなどの葉を巻いて、他のオトシブミ同様に、卵の入った巣(ゆりかご)を作ります。
出現期は4~9月。分布は北海道、本州、四国、九州
※参考情報:
① http://sizenkan.exblog.jp/18580210/
② http://blog.goo.ne.jp/mushidoko64/e/99c0e36ca69621c7e8c678c135a0c19a
●ベッコウハバチ:(2010.7.14近隣の公園にて)
クモ類専門の狩人です。クモの居そうなところを実にいそがしく歩き回っていて、ピンぼけ写真ばかりしか撮れませんでしたが、実際はとてもカラフルでしゃれた配色のハチです。
●シオヤアブ:(2010.7.23)
ときには自分より大きな昆虫を捕らえて体液を吸っています。腹端に白い毛束があるのが♂です。
| 固定リンク
「オトシブミ」カテゴリの記事
- ヒメクロオトシブミの揺籃、その他(2019.05.12)
- ヒメクロオトシブミ/コナライクビチョッキリ;イヌシデメフクレフシ(2018.05.11)
- ハマキチョッキリの仲間の揺籃/イヌシデ・アカシデ(2018.05.09)
- エゴツルクビオトシブミ♂(2018.05.06)
- エゴツルクビオトシブミ揺籃づくり(2018.05.05)
コメント