蛾(ホシヒメホウジャク)/ハナトラノオ→ホシホウジャクに訂正
10月初め、晴れた日の昼頃、散歩コースの水路べりに群生していたハナトラノオにカメラを向けたところ、何かが飛んできました。
ハチドリのように(というと褒めすぎですが)ホバリング(空中停止飛翔)しながら花の蜜を吸うスズメ蛾科の仲間のホシヒメホウジャクでした。 ホシホウジャクでした。 ホシホウジャクより小型で大きさはせいぜい3~4cmほどでしょうか。
→※後日、再び撮影の機会があり、再度画像を確認した結果、黒い腹部に白斑があるという特徴から”ホシヒメ”ではなく、「ホシホウジャク」が正しいことがわかりましたので訂正いたしました。
なにしろ忙しい蛾です。同じ所にじっとしていません。すぐに移動します。
追っかけるだけで大変ですし、手前に水路があって少し距離が遠く、手持ちのカメラでは能力不足で、まともな写真は撮れませんでしたが、長い口吻をのばして蜜を吸う姿を見かけた記録として残しました。
庭に飛んできたこともありますが、いつも写真に撮る余裕はありません。
止まって居るときの写真を見ると、全体が黒っぽい三角形で目立たない小型のガに過ぎませんが、飛んでいるときは高速で羽ばたく後翅の橙黄色の帯が結構鮮やかに目に映ります。
出現時期は7~11月。分布は日本各地。
なお幼虫の食草はヘクソカズラの葉で、周りにいっぱいあります。
8月にヘクソカズラに居たのを写真に撮りました。
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