チュウサギの集まる田圃
10月は、昨日から2日続きの雨降りスタートと思いきや、今日だけ雨降り取りやめで、明日、あさってが雨という予報に朝になって変わって・・・ともかく爽やかな秋、になって欲しいのですが・・・
さて、毎年繰り返される”自然の行事”です。シーズン以外には多くは見かけませんが、稲刈り時期になると、どこからともなくチュウサギが集まってきます。コサギでもなく、ダイサギでもなく、確かにチュウサギなのです。
8月、お盆休み明け直後、近郊で最初に刈られていた田んぼは「コシヒカリの早生種」と、コンバイン運転中のお百姓さんに伺いました。そしてその翌日、案の定、チュウサギが集まっていました。
そして、まだ稲刈りは本格的に始まらない数日後、田圃沿いの道路に、2羽のチュウサギが降りていました。
しばらく暇つぶしで観察したのは、カエル捕りの光景です。両者恨みっこなしに捕れたようです。でもこれではいかにも効率は悪そうです。
9月上旬から9月半ばにかけて、近郊では一斉にコンバインによる稲刈りが始まりました。
自転車で一巡してみると、お百姓さんが、”作業の邪魔になるんだよなあ、うるさく付きまとわれて”、というくらい、集まっています。
もちろんお目当ては、飛び出してくるカエル、バッタ(イナゴ)、そして這い出してくるザリガニなどです。刈り取りの進む田圃は効率のよい餌場なのです。
ご主人が運転されるコンバインを見ながら、畦に腰を下ろしていた奥さんが、”写真撮ろうと思っていたのに、カメラを忘れてきました”、と笑っておられました。
作柄を伺うと、”この田圃は奥手種なんですが、例年より10日ほど刈り入れが早くなりました。梅雨明け以来の異常な暑さのせいだと思うのですが・・・、見た目はよさそうでも、収量は明らかに少ないようです。すでに収穫を終えた別品種の田圃でもそうでした”、と少し残念そうに話されました。自然相手はやはり大変です。
9月中にはその後も、刈り取りが終わった田圃にたくさんのチュウサギが集まっていました。
そして10月、すでに大方の田圃は収穫済みで、まだ刈り入れされない田圃はわずかになりました。また、9月末からの天候不順で稲刈りは止まっているようです。チュウサギもあまり見られません。
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