めぐる季節、夏から過ぎゆく秋へ:スベリヒユ、ホテイソウ、アカメガシワ、カナヘビ、・・・
人の都合や感情には無関係に、自然の時間は確実に流れて行きますね。
暑い最中の田圃道にスベリヒユが黄色い花をつけてはびこり、しばらくするとメダカ水槽に放りこんであったホテイ草がひっそりと薄紫の花をつけていたり、道端では勝手に生えて大きくなったアカメガシワが沢山の実をつけて小鳥を誘い、田圃道では、いつの間にかアキノノゲシが淡黄色の花をつけ始め、堤防の草原では狼藉者のクズが傍らの雑木によじ登り、よく目立つ赤い花をぶら下げます。
またそれから、いつの間にやらキツネノマゴが、周りの大きな雑草の間に群落を作って、精一杯背伸びをしながら、小さいけれど魅力的な紫色の花をつけ、畑の傍のセンダンは精一杯葉を茂らせてやってくる落葉に備えて栄養を蓄えるにの勤しみ、そして田んぼ脇の湿地に生えたヒデリコも、時は今とばかり背伸びをします。
傍には雑草仲間のタマガヤツリが生えていて、関係ないけど庭の日除けに植えたゴーヤは、熟して落ちた実から赤い種がのぞいているのに気づき、メダカ水槽で暴れるナガバオモダカは、小さな鉢植えにしたのでおとなしく神妙に白い花をつけ、少し遅れてからやっぱり田圃道の湿地にはカヤツリグサが生えているのも見みられました。
そしてまた、農道沿いにヒッツキモチ仲間のアメリカセンダングサがはびこり始め、畑の傍には背丈の伸びたキクイモが黄色い花をつけ、日溜まりが心地良くなった庭ではカナヘビが日向ぼっこ、よく見るとつぶらな瞳です。
雨の後、少し水量の増えて相変わらず濁ったままの用水路には大きなコイの群れが姿を見せていたり。
その後、別の水路には蒲の穂が大きくなり、また久方ぶりに澄み渡った秋空には赤城山が、そしてソバの白い花咲く向こうには筑波山が見えた日もありました。
このようにして時は静かに流れていきます。
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