ブドウトリバ(蛾)、ノブドウ
先日夜、いよいよ台風がやってくるというので防風対策のため懐中電灯持って玄関先に出たところ、懐中電灯の光の輪の中にミニ・ガガンボのようなものが照らし出されました。
以前にも日中何度かやってきた”知り合い”のブドウトリバとすぐわかりました。
何回見てもへんてこりんな姿形のトリバガ科の小さな蛾です。
写真では少し分かりにくいですが、前翅は途中から二つに別れ、また後翅は短く、ほころびた鳥の羽毛のような形で、こんな翅の構造では飛ぶのが不得意ではないかと思うのですが、意外にひらひら飛んでいきます。どうしてこんな姿になっているのでしょうね。
翅を広げた大きさ(開帳)17~18mmほど
出現時期:6~10月、成虫で越冬するそうです。
分布:本州以南
なお幼虫の食草はブドウ、エビヅル、ノブドウ、さらにヤブガラシなどの花、蕾、稚果などということですが、やはり近くの農道などにはノブドウ、
さらにヤブガラシが繁茂し、また近所にブドウ園などもありますので、発生する環境があるようです。
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