2010/12 天空列車で行くチベットへの旅⑥ 余話:ジャマの木/冬芽と葉痕
ここで、お話は少し先にとんで、こぼれ話です。
ポタラ宮の見学を終え、石組み階段を降りながら見下ろす足元の庭園、そしてその先に歴史的景観をぶち壊しながら、中国人起業家資本によって急速に”開発/近代化”が進む市街地や、宿泊ホテルなどが一望できます。(2010.12.14撮影)
その昔は、チベットの伝統精神文化が息づく聖地のゆたかな 原風景が広がっていたに違いありません。
階段をおりきって外に出ると、すっかり葉を落とした古木の庭園があります。主だった樹木の太い幹には「銘木古木」森林保護管理局、という金属プレートが取り付けられていて、樹名欄には中国語で、読めない名前が書いてあります。
チベット人ガイドのTさんに聞くと、柳の種類で、チベット語では”ジャマ”といいます、とのことでした。
大きさは5mm程のかなり小さい(ピンぼけになりました)、しかし愛嬌のあるものです。
印象が似ているので勝手に、チベットモンキーコン(痕)と名づけました。
(続く)
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