今シーズン最後のトンボ、まだ沢山いるイナゴ、トノサマバッタ
たくさんの昆虫が、成虫としてのライフサイクルを終える時期になりました。今年最後に撮ったトンボのつもりでしたが、どっこい、まだ飛んでいる赤トンボもいました。
ギンヤンマ:(2010.11.10撮影)
この個体は、前日の強風で木の葉が舞い散った池に一緒に浮かんで命を終えていたものですからあまり参考になりませんが、長生きだったのでしょうか。
アカトンボ:
里山で日向ぼっこしていたもの:(2010.11.19撮影)
数日前の12/07には散歩コースの農道でも飛んでいるのを見かけました。元気よく逃げられて写真なしです。
コバネイナゴ:
12月中旬になっても、晴れた堤防の草原に行くと、一歩足を踏み出すごとに、足元の草からたくさんのイナゴがバラバラと飛び出していきます。発生時期からしても、多すぎて不思議なくらいですが・・・
コバネイナゴは水田や池の周辺など湿った草原でよく見られ、黄緑色型や褐色型があります。イネ科の植物の害虫でしたが農薬などのせいで近郊ではごく少ないようです。
佃煮として食べられているのは主にこの種類。年1回発生し、発生時期は8~11月。卵で越冬します。
温暖化のせいでしょうか。そういえばトノサマバッタもまだ飛んでいます。
”黄色に実った”二番穂が残っている田圃もまだ少しあります。
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