綿毛の種5種:コウヤボウキ、センニンソウ、ボタンヅル、ガマ、タンポポ
綿毛の種(種髪、冠毛などと、綿毛のでき方で区分されますが、それはさておいて)の中で、美しさで代表格はガガイモ、と思うのですが、その他にも山野にたくさんの綿毛の種があります。
今までに手元に溜まった写真を並べてみました。
●コウヤボウキ(2010.12.26山地で撮影):
花のほうが趣があります。春先になっても綿毛種は飛んでいかないで、残っていることが結構あるようです。
●センニンソウ(2010.12.2山地で撮影):
よほどの強風でなければ、飛距離は伸びない感じです。
●ボタンヅル(2010.12.26山地で撮影):
センニンソウよりすこしは遠くに飛べるでしょうか。
●ガマ(の穂)(2011.1.21近くの用水路で撮影):
”因幡(いなば)の白うさぎ”の伝説でも有名です。
その昔は穂わたを枕や座布団の詰め物にもしたそうですが、今はところによっては用水路に密生したりして、水路環境管理上も迷惑な存在になっています。
この時期、円筒形の穂はソーセージが”爆発”したようになっています。
ほぐれた綿毛は強風に煽られるとあたり一面、陽の光を受けて輝きながら舞い上がり、空中を飛んでいきます。
あたかも羽虫の大群が飛んでいるかのようです。
●タンポポ(2011.1.21):
これまで春を告げるニュースになっていましたが、例年に比べて特に冷え込みが厳しい大寒のさなかにも、いじけてはいるものの花を開いています。
年中開花すると、今年はじめてタンポポが開花した、などのニュースにならなくなりつつあります。
なお余談ながら、タンポポの開花条件に付いては諸説があり、少しずつ違いがあってよく分かりません。
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