七草の日、田んぼの中の天神様とバイブル
昨日は全国的に冷え込みがきつかったようです。中でも、寒いことでは有名な北海道広尾郡大樹町では-23.9℃を記録したというニュースでしたが、自宅でも屋外のメダカ鉢に氷が張りました。
年末から晴天続きですが、さすがに吹く風は冷たく、お昼前にカメラをぶら下げて外出し、撮影のため手袋を外すとすぐに指がかじかんでしまいました。
広い水田地域の真っ只中に、ぽつんと一本、傾いだ松の樹があり、脇にごく小さなお社(祠)があります。
普段は近くに行くこともなく、ましてやその由来も何も知らないのですが、軟弱者、寒さに耐えかねて近道して帰る時、傍を通りかかりました。
見ると、お正月にお祀リがされた様子がありましたので、はじめてのこと、昨年末に習ったばかりの五体投地礼もしないで、失礼ながら”覗きに”行ってみました。
石造りの観音扉が開いていて、中に『天神宮』が納められてあり、鏡餅とミカンがお供えされていました。
そして外には、なんと”THE REVISED ENGLISH BIBLE”なるものが、奉納、なのか、お供えなのでしょうか、立てかけてありました。
何時からのことか分かりませんが、年末からずっと晴れ続きで、一度も雨が降っていないせいもあって、真新しいように見えました。
もちろん、天神様にも聖バイブル様にも畏れ多く、近寄ったり触ったりはいたしません。
田の中の 小さき宮の天神に 改宗 勧(ススム)や 改訳聖書(RIVISED BIBLE) (詠み人:奇々怪々)
日本は覇気に乏しいけれど、不思議に満ちた良い国です。天神様、ヤソ神様に改宗されますか?
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コメント
不思議な光景ですね。
青空だから余計にそう感じてしまいます。
日本は覇気が乏しい国・・・・そうですね、乏しいというよりほとんど無くなったのかもしれません。
投稿: kin | 2011年1月 9日 (日) 17時33分