カワラヒワ、マヒワ
●カワラヒワ(スズメ目アトリ科ヒワ属):
(留鳥/漂鳥)全長約15cm。
晩秋から冬には数十羽という群れをつくって、散歩コースの、畑地や堤防、草原にやって来ます。
また春先には街中にも飛んできて、庭木の梢や電線、テレビアンテナなどにとまってキリリコロロ、ヴィーンとさえずっています。
草地に降りた時には風景にとけこんで目立ちませんが、飛び立つと羽の鮮やかな黄色が目立ちます。
多くの地域で留鳥としてよく見られます。
平地では市街地の庭や公園、山地では山里の杉林や松林、カラマツ林などの明るい林に住んでいます。
繁殖期には雌雄または幼鳥を伴った家族群で生活しています。
●マヒワ(スズメ目アトリ科ヒワ属):
(留鳥/漂鳥)全長約13cm。
当地(埼玉)には冬にやって来る(冬)鳥ですが、周囲に木立のある環境が少ない自宅付近では、見かける頻度は多くはありません。
2月になってから、隣町の図書館近くの林でくつろいでいる姿を見かけたものです。
カワラヒワに較べて全体に黄色みが強く、頭に黒いベレー帽を被っているように見えるのが特徴です。
(写真はクリックで拡大します)
北海道や本州中部以北では留鳥です。繁殖期には北海道の山地の針葉樹林から林縁に生息し、繁殖期以外は群れで生活します。
秋冬には群れを作って山地から平地の林にやってきます。
食性は植物食で草の実や、ハンノキ、コナラ、ニレ、スギ、カバノキ、マツなどの木の種子や花芽も食べています。
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