カツラ、冬芽と葉痕・維管束痕
公園に植栽されているカツラの樹を散歩のついでに撮ってきました。
冬芽は水滴形~円錐形で、赤く、つやがあってきれいです。仮頂芽が2個並びます。芽鱗は2枚です。
葉痕は小さいものですが、V字形。維管束痕は3個で、合わせた表情としては色黒で、眦の上がった鋭い印象の顔つきに見えます。
やがて芽吹いて柔らかな緑がきれいでしょう。
カツラ:
カツラ科カツラ属の落葉高木、雌雄異株。
日本各地のブナ林域や渓流などに自生が多く見られる。
街路樹や公園樹にも利用されている。高さは30mほど、樹木の直径は2mほどにもなり、各地で天然記念物に指定された古木、銘木が多い。
材は香りがよく耐久性があるので、建築、家具、鉛筆などの材料に、また碁盤や将棋盤にも使われる。
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