ダイサギ/チュウサギ(主に夏鳥)、コサギ(留鳥)
ダイサギ:コウノトリ目サギ科
主として夏鳥で、時に漂鳥、一部地域では冬鳥。
全長90cm
近郊にも不定期にやって来ます。たいてい単独で、用水路に下りてじっと水中を見つめているという情景を見かけます。くちばしの先端にわずかながら黒色が残っています。チュウサギとの区別がこの写真だけでは難しいです。また頭部の鮮明なアップが撮れれば良いのですが・・・,チュウサギかも知れませんがいちおう、ダイサギとしました。
水田、湿地、河口、干潟、浅い池沼などで餌をあさる。浅い水の中を静かに歩いてカエル、ザリガニなどを取ったり、じっと立って待ち、近づいた魚をすばやくくわえる。
チュウサギ、コサギと比較してひとまわり大きく、くちばしのライン(口角)が目の下よりもさらに長く続いている。
チュウサギ(またはダイサギ?):コウノトリ目サギ科
主として夏鳥、全長約70cm
水路に1羽だけ下りていました。単独でいる時にはチュウサギなのかダイサギなのか分かりません。”鮮明な顔写真”が撮れれば分かりやすいのですが・・・
チュウサギは、ダイサギやコサギのように、干潟で休んだり餌をとったりすることがあまりない。平地の林にコロニーを作り、他のサギ類と混ざった群れで繁殖する。
ダイサギより小柄で、目の下のライン(口角)は目の下あたりで止まっている。
なおコサギは足の指が黄色で、くちばしは黒、またチュウサギ、ダイサギともに、くちばしの色は季節で変化して、夏は黒、冬は黄色になるが、チュウサギは黄色のくちばしの先端部分に黒色が残る(どのくらい?)、とややこしいです。
コサギ:コウノトリ目サギ科
留鳥、全長約61cm
夏に比べ、冬の間はあまり多くはありませんが時々近くの水路にやってきます。道路脇の田圃に降りたところをワンショット。すぐに飛んでいきました。
水田、湿地、湖沼、川、干潟などでえさをあさる。浅い水の中を歩いて、魚、ザリガニなどをさがし、追いかけて捉えたり、片足で水中を探るように器用に動かして獲物を追い出して捕まえたりする。
コサギは名前のとおりサギの仲間では一番小さく、足の指が黄色であることが他のシラサギと異なる特徴。
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