ツグミ(冬鳥)、キジバト;シジュウカラ(留鳥)
3月です。草木萌え動く春になりました。スギ花粉飛散ピークもやってくる悲惨な季節でもあります。
そんなことには無関係な野鳥たちです。
ツグミ:スズメ目ヒタキ科
冬鳥、全長約24cm
この冬はなぜか他の鳥の姿が少ないため田圃や原っぱ、公園など、どこに行ってもツグミばかりが目につくようです。
秋、大きな群れで渡来し、当初は山地や丘陵地の林で木の実を食べているが、次第に分散して冬には平地の畑、芝生、川原などの開けた場所で餌をあさり、単独で生活する。
明るい林や林縁にもいて、庭や公園の木の実を食べる。動物質の餌としてはガの幼虫、甲虫類、ガガンボの幼虫、ミミズなどが多い。
地上を数歩はねて、胸をそらせた姿勢で立ち止まり、何かついばんでまた跳ね歩き、立ち止まるといったことを繰り返す。
その昔はカスミ網で大量に捕獲されて焼き鳥になったがそのため数を減らし、狩猟・捕獲禁止、野鳥保護のシンボルになった。
キジバト:ハト目ハト科
留鳥、全長約33cm
2月中旬、雪の降った後の草地で餌をついばんでいました。近くに年中いて、昨年もご近所の道路沿いの庭木に営巣して子育てをしていました。
平地から山地の林にすみ、市街地にもふつうにいる。木の枝や電線にとまって、喉をふくらませてデデーポッポーと鳴く。
地上を歩いておもに植物質のえさをあさるが、枝上でアカメガシワやムクの実を食べることもある。近年は人に慣れて、人家の庭木や街路樹に巣をつくることもある。
シジュウカラ:スズメ目シジュウカラ科
留鳥、全長約14.5cm
山に餌が少ない冬の時期に比較的多く姿を見せます。ツピー、ツピー、ジュク、ジュク、ジュクという鳴き声で、庭にやって来るとすぐ分かります。
平地から山地の林にすみ、市街地の庭や公園でも繁殖する。胸から腹に1本の黒い縦の帯がある。黒い帯が太いものはオスで、細いのはメス。
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