ツマキチョウ
今日も朝からドシンと余震。千葉県東方沖のM6.3。当地にだんだん近くなりました。
もういい加減にお余震4。昨日とおなじにメダカ水槽はバッチャン。
原発には異常なしで束の間の安心。
さて明るい春の自然です。
●ツマキチョウ:
先日公園で見つけて、はじめて写真に撮れました。
公園事務所前の植え込みにヒマラヤユキノシタが薄赤色の花を付けていて、ハナアブが飛び交っていたので、その前で座り込んでいたら、背中から、小さな子に声をかけられました。
”ジジイ、なにしてるか!”。(本当はもっとやさしいお言葉でしたよ)。
花の周りをホバリングし続けて、なかなか止まらないハナアブにしびれを切らして、ふと横を見ると、草取りをまぬがれたヒメオドリコソウに何かくっついています。
よくみると、迷彩を施した翅のわずかに開いた隙間から赤色がチラリ。とりあえず、動かず
その場から1枚パチリ。
(画像はクリックで拡大します)
待っていても翅を開く気配がありません。それならば、正面に回ろうと中腰になったとたん、”バ~カ”、とでも言うように、さっと一直線に植え込みの向こうに消えていきました。
残念の一言でした。
”おじちゃん、どうちたの?”。”うん、なんでもないよ。” 平和な公園の春のひととき。
※ツマキチョウ(褄黄蝶)チョウ目・シロチョウ科
モンシロチョウよりより一回り小さく、前翅長20~30mm。
雄は前翅表面の先端が橙色だが、雌は白色。
後翅の裏は編目模様の迷彩色で周囲に溶け込んでしまう。
他のシロチョウのようにヒラヒラとは飛ばないで、直線的な飛び方なので区別がつく。
暖かくて日当たりのよい日にはよく活動するが、天気の悪い日は活動を停止する。
出現期:年1回、3-5月、春の間だけに現れる。
なお幼虫は、ハタザオ、タネツケバナなどのアブラナ科を食べる。
夏から冬の間は蛹で過ごし、翌春羽化する。
分布:北海道から九州まで日本各地。
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