キュウリグサ
今日は日中の気温が20℃を越え、習慣で今までと同じように着込んでいたら暑くて、ジャンパーを脱ぎ、マフラーをとり、ベストも脱いで、と間抜けな話です。
おかげで、大量の花粉が飛んでいます。おまけの余震(震度3)もありました。
野原の雑草が一気に花をつけだしました。私の好きなキュウリグサですが、例年2月末から3月初めには目にしたものですが、今春は、先の東日本大震災のせいもあって、しばらくうろうろ外出もままならなかったこともあり、先日やっと街中で見つけました。
当たり前ですが、いつもとかわらぬ草姿に、人間の思惑を超えた自然の営みを感じることができました。
キュウリグサ:
葉を揉むとキュウリの香りがする道ばたに生える2年草の雑草なのですが、花粉症で鼻が馬鹿になっているこの時期、嗅いでみても何も匂いません。
花はごく小さく直径は5mmほど、花弁は水色で中心付近が黄色の花冠です。一見、五弁花のように見えますが、基部で全部つながっています。
このような花序は「サソリ型花序」、または「巻散花序」と呼ばれ、ムラサキ科の植物に多い形です。
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