マリア地蔵
通常は自転車などあまり通らない、隣市へ通じる広域農道を”たらたら”走っていて、通りすぎてから、道路脇に何かあったなと、100m程引き返してみたら、どこか少し雰囲気が違うお地蔵さんがありました。
脇に案内の掲示板がありました。
マリア地蔵:
文政三年(1820年)に作られた子胎延命地蔵(じそだてえんめいじぞう)で、キリストを抱いたマリアに見立てられている。錫杖の上に十字架が刻んであること、
キリスト教の仮託礼拝物のヘビや魚が刻んであること、イメス(イエスをカモフラージュしたもの)と刻んであること、などから江戸時代の隠れ切支丹の信仰の対象であったと考えられる。一般にマリア地蔵と呼ばれ、市指定有形民俗文化財になっている、ということでした。
マリア地蔵、あるいはマリア観音と呼ばれるお方さまは、日本各地に存在するようですね。
このマリア地蔵様も、一時期の理不尽な処遇をかこつこともなされず、日本古来の八百万の神々とともに、1833年12月7日(天保4.10.26)以降でも、実に60回を超えるマグニチュード7以上の地震、その津波災害(→http://saigai.org/a-kakotunami3.html)そして、災禍に屈せず、そこから復興する人々の姿も静かに見守ってこられたのでしょうか。
その後に、また2011.3.11;pm2:46 M9.0 がやって来てしまいました。想定外、これで終わりではない、のですか。かみさまのみなさま。
ともあれ油断大敵。迷える人間は大変なのです。
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